サヨナラ学校化社会という彼女の本を結局図書館で借りてきた。彼女のほんのすごいところは、彼女自身が新しい価値観や考え方を開拓してきた人であり、これまでの習慣に基づく考え方でなく彼女自身が根拠があるかどうか判断して理由付けをして書いているところだろう。それを持って科学的というかどうかはわからないが、彼女の守備範囲の中で論理矛盾はしていないので、突っ込みどころは無く、突っ込んでも簡単に突っ込みの間違いを指摘されるだろう。
彼女自身はやはり医者の子であり、教育的な環境が整っていたが母が専業主婦であったため、自分の生き方に疑問を持ったようだ。京大に入るまではどのように勉強してきたかというところまでは触れられていなかった。遺伝的ものもあるが環境的なものも大きい。
英語の学習についても生活で必要がある人が一番早いとも書いてあり、これは誰もが言っていること。ただ、まねして学ぶので相手を選ぶ必要がある。
学校のテストで判断されることが基準になりすぎている。そういう人が上層部にいすぎる。下層部は暴力が支配する構造となる。権力の対抗組織であっても、同じような組織になってしまっており、変わらない。
この人の問題点はある書評であったが、自分が好きなことをやって生きていける階層であったということだろう。
余りにも読んで気づくことが多く、自分の考察がメモできなかった。
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