いわゆる自己啓発(self-help)ジャンルの本。内容的には金川教授のモチベーション本くらい満足です。☆4.5
仕事に対してのモチベーションをどうあげていくかというのを小林氏自身の方法を伝道しようとしているエバンジェリスト。
仕事は楽しんでやるもの。覚悟を決めて真剣に楽しむ。楽しさを発見するのであって、つらいことを楽しいと思い込むのではない。ましてや頑張ってはいけない。また楽しむ=楽をするでもない。
チクミントハイのフロー理論によれば
・自己目的的な活動・目標設定とフィードバック・自己統制感・能力拡充間・注意の集中感
が楽しいときであす。仕事自身の存在を忘れ、知らない間に時間がたっている。
そのためには
・ワクワク発見力・ゲーム化力・頭の整理力・感情のコントロール力・学習力
が必要なのだと。
・ワクワク発見力
基礎には他人からの感謝がある。見えない部分の感謝も思い出す。自分のマントラを持つ
○○に対して、○○を行うことで○○を実現するのが自分の仕事
・ゲーム化力
知的好奇心、ユーモアがいる。自分が、人がどんなときにワクワクするか(金川氏のモチ論と似ている)。やらされている感はダメ。小さな目標設定。自分への褒美設定。もちろん他人への褒美も必要、自分に帰ってくる。ほめ言葉のボキャブラリを増やそう
難しいことにチャレンジして得意分野を作る。閾値を越える。安全基地を作る
・頭の整理
GTDの紹介だった
・感情のコントロール
何を恐れているか、怒っているか。はっきりさせる。ノート化。
プラスの面を見る。人も他人も。マントラを作る
・学習
仕事のできる人から盗む。良いところだけを近くで
インプット(取り入れて、覚えて)してアウトプット(教える、身につける)する
短い章だったが上司との良い関係を保つ方法が書かれていたのも参考になる
上司に対しては人事権も無いので、その人の考え方などを積極的に動かすのは骨折り損。
まずは好かれる。そのためには上司に期待する=良いところを見て盗む。小さなことでも感謝し、伝える
上司はどのような、背景を持って育ち、どのような考え方を持っているか。プレッシャーを受けているか。基礎的な考え方はどうか知る。
上司も何も言わないでも満足できる成果を出す部下を望んでいるはず。先を読みマネジメント見を取り戻す。上司の期待、やりたいことを先回りする能力がいる
参考図書
リストのチカラ [仕事と人生のレベルを劇的に上げる技術]
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