through 非常に見間違いやすいが、当然だが違う言葉である。
スルーは 通り抜けて、や 通じて といった意味合いの言葉。
トラフはどういった意味合いの言葉か?
世間の人が一番聞くのは南海トラフという言葉だろう。
WIKIpediaには下の意味が書いてある。
トラフ(trough)とは、細長い海底盆地で、深さが6000mより浅いもの。舟状海盆(しゅうじょうかいぼん)とも。細長くないものは単に海盆と呼び、深さ6000mを超えるものは海溝(trench)という。
でもどう考えても、合成されたような言葉でもないのに最近まで人間が辿り着かないような場所の地形を表す言葉が昔からあったとは思えない。そもそも今でも直接見ることはほぼできないし、見たい人も少ない。
さらに調べると https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/trough/
1(家畜用の細長い)かいばおけ,水入れ
1a洗いおけ,水槽;(パン屋の)こねおけ
2(軒下の)雨どい,溝
2a地溝;波の谷;《気象》気圧の谷;《経済》景気の谷間;最低値,最低消費量
とあり、要は凹んでいる場所や形を意味しており、そうした意味からかいばおけや水入れを意味したり、景気や気圧などの谷間、最低値などを意味するようになったようである。
社会人必須レベルだけど知らなかったです。恥ずかしい!!
かいばおけ=トラフが語源と書いてある説明が多いが、きっと違うと思われる。
でもかいばおけってキリストが生まれたというか、初めて現れた時にいたところのはずだし、その時にはまだ英語も成立していなかったはず。その訳語として現れたのがトラフなら、かいばおけが一番初めの意味なのかもしれない。違わないのかもしれない。
電気工事で電線を地中に埋めるときに入れる入れ物もトラフといいます。線を入れるので長い蓋付の桶みたいになっているのでそう呼ぶのかもしれない。
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