合成樹脂菅には合成樹脂性可とう電線管(PF菅、CD菅)と硬質塩化ビニル電線管(VE菅)がある。熱や機械的衝撃には弱いが、電気的絶縁性に優れ、薬品や油などで腐食しにくいので、隠蔽場所や湿気の多い場所に施設する工事に向いている。
配線はOW(屋外用ビニル絶縁電線)線を除く絶縁電線を使う。
①支持点間の距離は1.5メートル以下
②屈曲半径は管の内径の六倍以上
③使える電線はOW線を除く絶縁電線
④電線の接続は必ずボックス内で行いい、館内に接続点を設けない。
金属製ボックスの場合
300V以下はD種接地工事、乾燥場所または対地150V以下で簡易接触防護措置なら省略可。
300V超はC種接地工事、接触防護措置ならD種
VE菅はカップリングを使わず接続する方法がある。片方の菅末を加熱して拡張させ差し込む。この際に接着剤を使いときは、菅外径の0.8倍以上突っ込む。接着剤を使わないといは1.2倍突っ込む
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