新しい職場の業務改善のために買っていたが読めなかった本を読んだ。
1か月半が経ち、課題がある程度わかった中で読むとさらに読みごたえがある感じ。
全部の内容を、一定ワードでまとめたが、ここでは気づきだけをメモしよう。
前任の引継がうまくできなかったのは、業務スキルによる属人化が進んでいたからである。
システムからデータを抽出したものを、エクセルで加工して管理したり、印刷したりするのが得意だった。やろうにもできない。自主勉強だと3年ぐらいかけて学ぶ必要がある感じがする。
本では業務スキルの属人化をしないように、偏っているものは、分担して他のものも学んでできるようにしなさい。学ぶには、マニュアルによるよりも実地で学ぶのが良い。一時的に能率が悪くなるが、業務リスクを減らすためにはやむを得ないものだという趣旨。 原因を個人でなく、仕組みに帰着させよという部分もあった。
現実として、偏っていたが、残業はされずに更なる効率化がされていき、本人はメンタルの問題も全くなく、休みも取得していた。
次のものが、大変だという組織の認識は明らかだった。本人に対しては、歴代の上司から引き継ぎ書等の段取りの指示はなされていたようだ。
気づきが足りなかった。現実として長く業務をしすぎ、解決できなかった。仕事の中身をローテーションする仕組みをとっていなかった。係長に実務をさせると下ろせなかった。残業を少なくする趣旨をしっかり守りすぎた。
どうしたら防げていたかというところは考えても限界であり、どううまく改善させていくかを考えていきたい。業務の内容をすべてうまく把握して、ジョブローテーションをしていかなければならないだろうか。
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