まずは投げ槍から。
投げ槍は英語でジャベリンという。
鈍器の次に普及する武器として石斧があるが
単なる棒を武器として使うと、そのままやりになる。
棒術と槍術は非常に似ている。ただ投げ槍はそれほどポピュラーな武器ではない。
命中する割合も低く、携行性も低く、スピードも遅い。そのまま相手に利用される可能性も非常に高い。狩りに使うのであれば相手には使われないが、それでも矢の方が命中率携行性スピードいずれも高い。
つぎは投げ遣りである。
投げて遣るという意味で、この遣るという言葉がポイント。
有名なのは使いを遣るという使い方。遣唐使や遣隋使は日本人なら学校で習う。
遣るにはいろんな意味がある。「これお前に遣るわ」というときはアゲルという意味ですよね。
他にもいっぱいの意味がある。目を遣る。あの子を遣る(これはひどい意味)。この給料では遣っていけないなあ。あいつらまとめて遣っちまえ。お酒は遣りますか。ついに遣ったぞ。あーあ遣っちまった。民宿を遣ってます。
でもこの投げ遣りの時の意味は投げてそのままあげる。ほっておくイメージの使い方。
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